「アルミニウムの不純物無害化・マテリアルリサイクル技術開発」 (2002〜2004年度)
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)から助成金の交付を受け、自動車のアルミニウムスクラップの不純物を無害化し、再度自動車用素材として利用可能な再資源化技術の研究開発を自動車メーカーの協力を得て進めました。
本研究開発では、解体部品およびシュレッダーチップ等の自動車スクラップからアルミニウムと他の有益な素材とを効率的に分離し、自動車用展伸材にリサイクルするためのビジネスモデルを構築するとともに、アルミニウム中の不純物を無害化、すなわち鉄等が性能に及ぼす影響をなくし、再度自動車用素材として利用可能な再資源化技術を確立することを目的とし、下記の3つの課題に取り組みました。
(1)組織制御による不純物許容量拡大技術の開発
(2)アルミニウムリサイクルのビジネスモデルの構築
(3)自動車アルミ化に関するライフサイクルアセスメント(LCA) |